毎日読んでくれている人はいるのかなぁ…

 

ちょっぴり孤独を感じますが、今日も書いていきます。
今日は昨日の透明水彩に対して「不透明水彩」のお話。

 

 

不透明水彩というのはその名の通り、
「不透明で、塗り重ねても下の色が透けない水彩絵具」のことです。

 

主にアクリルガッシュを指します。

 

 

ちょっとややこしいんですが、
アクリル絵の具にはアクリルとアクリルガッシュの2種類あります。

 

アクリルガッシュは不透明。
少し粉っぽいようなマットな質感で、下の色を隠します。

 

アクリルは比較的透明感があって、乾くと艶が出ます。
水彩のような表現から油絵のような表現まで幅広く使えます。

 

 

参考作品として、本日は私の絵を。
これがアクリルガッシュ。

 

画像2

 

わかりやすいのを選んでみました。

 

なんていうか、透明水彩に比べて「厚塗り感」「重厚感」がありませんか?
油絵に近い表現も出来ます。

 

 

こっちはアクリル。

 

画像2

 

透明水彩ほどではありませんが、ちょっと透明感のある表現も可能です。

 

 

 

昨日お話した透明水彩と違って、
アクリル・アクリルガッシュは乾くと水に溶けないので、
パレットに出した絵具はその時限り。

 

完成した絵が濡れて滲む、ということもありません。
あとは耐光性もあるので色褪せしにくいです。

 

 

透明水彩と不透明水彩、
どちらが使いやすいか、と言うと、描きたいものにもよるんですが
不透明水彩の方が直感的に使えるのではないでしょうか。

 

例えばハイライトなど、
「白い部分を描きたいとき」に
透明水彩は紙の白を残すことで表現しますが、
不透明水彩は白を塗って、表現します。

 

透明水彩の白って、塗っても白じゃないんですよね、、
その辺も先生教えておくれよ…って感じるところですね。

 

 

この「残しておく」っていうのが、
まぁまぁハードル高いなと個人的には思います。

 

ただ、乾いた絵具を何度も使える点で、導入しやすい画材でもあります。

 

あと、恐らく小学生にこちらを使わせるのは上記の点の他に
「味が出やすい」「偶然の表現が生まれやすい」ことから、
想像力を育めるとか、そういう意図もあるのかもしれません。

 

 

 

何にせよ、大人になると失敗が怖くなるものです。
「こんなの描きたい!」という意思も強くなるものです。

 

なので、

どちらを使おうか悩んだときには、
「透明水彩」「アクリル」「アクリルガッシュ」でそれぞれ検索してみて、
好き!と思える作品が沢山出てきた画材を選ぶのが良いと思います。

 

 

絵具、パレット 、筆洗、筆、揃えるのが大変だよ〜
という場合には、
透明水彩の代わりに水彩色鉛筆
アクリルの代わりにクレパスで、お試ししてみてください。

 

 

 

そして実はまだまだ、絵を描く道具はたっっっくさん、あるのです。
というか、紙に押し付けて引っ張ったときに
紙に何らかの色がつくならそれはもう、画材です。

 

私も知らないことが沢山あるので、
こうして記事にしつつ、一緒に学んでいきたい所存です、

 

 

本日もお読み頂きありがとうございました*

 

 

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