すでに何年も前のことになりますが
ATELIER CICAから、
ご縁があって、とある小学校に
2ヶ月に一度『アート教室』を
開催しにいっていました。
全6回と、おまけの1回。
気楽にやっていいよ、
と言われたものの。
子ども時代って、大切じゃないですか。
大人と違って「初めて」が沢山だから
その中でインプットしたものは
成長しても長く残っていく
可能性があると思うんです。
絵を描くの楽しいなって、
思って欲しい。
無い知識を総動員して
私が準備した内容は以下になります。
●傘に絵を描こう
●はらぺこあおむしのやり方でうちわを作ろう
●目が動く!オバケの肖像画
●クリスマスツリーをつくろう
●アニメのはじまりソーマトロープ
●仕掛け絵本づくり
この中から家でも出来そうなものを
詳しくご紹介していきます。
大人でも楽しめる内容に
なっているかと思います!
小学校の図工の時間のアイディアや
お家で遊ぶ際の参考になれば幸いです◎
◇
第1回 傘に絵を描こう
小学校でアートを教えるなんて
もちろん初めてなわけです。
まず困ったのが、「難易度の設定」。
小学1年生から6年生が対象で
みんないっぺんにするので
誰でもできて、簡単すぎないものに
しなくてはいけません。
とりあえず絵を描くだけなら
誰でもできるので、
第一回はビニール傘に
好きな絵を描いてもらいました。
準備するもの
・ビニール傘
(100円均一の傘は小さくて
子供達にちょうど良いです)
・ビニールに描ける絵の具
アクリル絵の具なら何でも大丈夫です!
ただ、水の量の調節が難しいので
お子様にはこちらもオススメ▼
・油性マーカー
・水性マーカー(下書き用)
この行程は省いてもいいのですが、
傘を真上から見たような展開図を
印刷した紙を用意し
どんな絵にするか決めてから
描いてもらいました。
▼下絵用紙
油絵の画家さんも
「エスキース」といって
本番の絵を描く前に何度も
別の紙に練習の絵を描きます。
(描かない場合ももちろんあるけど)
いきなり描ける子もいますが
失敗が怖いと思う子は
必ずいるので、
そんな時に便利です◎
アイディアが出てこない時は
もちろん!真似っこでも
構いません。
実際の教室では
時間が限られているので、
動物の絵を何枚か
見本として持っていき
悩んでいる子にだけ
渡しました。
必ず、汚れてもいい服装で
ブルーシートなどを敷いて
制作されるのがオススメです。
低学年の子供達が
絵具を使うとどうなるのか、
わからなかったわけでは
ないのですが、
思ったより凄くて…
絵の具は二度と使うまい、と。笑
楽しそうだったので
良しとしましょう。
絵の具は
アクリルなので耐水性があり
少しの雨では消えません◎
内側に描くと、
傘の骨で削れていくので
外側から塗ってしまいましょう。
ペンで描くときは、
内側から描くのがオススメです。
傘は開いたままで乾かして、
完全に乾いてから
閉じてくださいね!
◇
この遊びの良いところは、
なんといってもその傘を使えること。
雨の日が待ち遠しくなります。
梅雨の時期にはぴったりです!
次回はの記事はうちわ作り。
夏にたくさん使えるので
是非チャレンジしてみてくださいね!
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