少し毛色の違う記事を挟みましたが
今日は気を取り直して
また、アートの話です。
テーマは
『アーティストってどんな人?』
◇
「アーティスト」と聞いて思い浮かぶのは
どちらかと言うと、ミュージシャンの方々
なのではないでしょうか。
今週のピックアップアーティスト!とか
アーティスト写真、「アー写」とかも
パッと聞き音楽関連のものに
結びつくかと思います。
では、絵を描いて生きている人たちは
なんと呼ばれるのか。
取り扱うジャンルによって様々ですが
例えば、画家、作家、などでしょうか。
ATELIER CICAでは
お店のレジの前に所属アーティストの
SNSアカウントを書いた名刺を
置いているのですが、
肩書きは自分で決めてもらいます。
肩書きがバラバラなので、
まとめて「アーティスト」と
呼んでいます。
アーティスト、つまり日本語にすると
「芸術家」と訳されるわけですが
皆さまの想像する「芸術家」って
どんな方でしょうか。
ピカソ、ゴッホ
岡本太郎さん、草間弥生さん
そんな感じでしょうか。
今あげた4名の方はみんな、
なんていうか、
…キャラが濃いですよね。
芸術家というと、なんだか
少し変わっている。
思考がそもそも凡人とは違う。
みたいなイメージが
どうしたってあるかと思いますが
では、少し変でなければ、
アーティストにはなれないのでしょうか。
確かに、
創作をする人たちの中には
言葉選びや感情表現が
独特な人たちが沢山います。
美大、芸大に行くと実感します。
だけどその人たちがみんな
著名なアーティストになるかといえば
そうではなく
またその逆に
一般的に伝わるような表現が
出来る人が、
(「普通」という言葉を使いたくなくて
回りくどくなっていますが)
素晴らしいアーティストには
なれないかというと
やっぱり、そうではないんです。
思うに、
皆さまのイメージする
「アーティスト」が個性強めなのは
どうしても、そういった人の方が
印象に残りやすいからではないでしょうか。
思いもよらない発言をする人の方が
メディアでも取り上げられやすいですし
作品だけでなく
アーティスト自身を
「面白い」と感じてもらえ、
露出も増えるのではないでしょうか。
だから
アーティスト=ちょっと変わってる
という図式が出来上がる。
でも実際は、それは間違いではないけれど
それが全てではないのです。
◇
ATELIER CICAでは基本的に
所属アーティスト=カフェのスタッフ
です。
つまり、カフェにご来店頂くと
アーティストに会えるのです。
パタパタしていることもありますが
もし気になることがあれば
なんでも聞いてみてください。
自分たちの創作活動について
興味を持っていただけると
みんな、本当に喜びます。
そしてお帰りの際にはぜひ、
レジの前の名刺を
お持ち帰りくださいね*
みなさまのイメージされるような
「芸術家」ではないかもしれませんが
みんな、とっても素晴らしい
アーティストなので。
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