今日も、前回の続きです。
先日亡くなられた
『はらぺこあおむし』で有名な
巨匠エリック・カールさんの
技法を真似る遊び。
(エリック・カールさん
ご冥福をお祈りします。
私の実家の部屋には
今もはらぺこあおむしの
ポスターが飾られています。)
色に対する固定概念を
取り払って楽しく遊びましょう!
◇
第2回 はらぺこあおむしの作り方でうちわを作ろう
準備するもの
・うちわ
(上から貼るので何でも良いです)
・色紙や包装紙
お家でするときは
広告や新聞、要らない雑誌
などでも◎
・のり
・はさみ
用意したうちわが
骨組みだけだった場合は
何か1枚、台紙として
うちわの形に沿って切った
紙を最初に貼ると、
次の行程が楽になります◎
* * *
「はらぺこあおむしの技法」
というのは、
絵の具で直接描画するのではなく
紙に色や模様を描いたものを
切ったり貼ったりして
絵を作っていく方法です。
前回で絵の具に懲りたので…笑
あらかじめ
私が作った「色紙」を
たくさん印刷して持っていきました。
こちらはその一部▼
四つ切り画用紙を半分に切って、
絵の具で適当に
塗ったり描いたりしたものを
コピーしました。
お家でするときは
この「色紙」を作る段階から
一緒にすると、なお楽しめます!
全面塗らずに、模様を描いたり
しても素敵です。
ポイントは、
「うちわになる」ことを忘れて
無心で描くこと。
「色紙」が分厚いと
重たいうちわになってしまうので
普通のコピー用紙などに描くのが
オススメです。
作った「色紙」や包装紙を
好きな形に切って
どんどん貼っていきましょう!
重なったって大丈夫。
破ったって大丈夫。
元から模様のある紙を使うことで
思いがけない表現が
生まれるのが面白いです!
広告や新聞、雑誌の切り抜きは
どの部分を使うか
悩むのも楽しいですよ◎
このように、あらゆる素材を
切ったり貼ったりする
技法を「コラージュ」といいます。
◇
エリック・カールの絵本を
3冊ほど持っていき
作り始める前に
こんな風に作られているんだよ、
と説明すると
真剣に聞いてくれました。
実際に作り始めると
綺麗に形を切り抜く子もいれば
ビリビリと破って抽象画のように
仕上げる子も。
この回で気づいたのが、
子供にとって
ハサミを使うのって難しい
ということ。
私自身がハサミ大好きな
子供時代で、ずっと
切り絵貼り絵をしていたので
「切るのが難しい」と
思ったことなかったんですが
想像以上に切れないもので。
破っても素敵に仕上がるので
ハサミが苦手なお子様は
是非、ビリビリいってください!
ちなみにハサミを使うときは
ハサミではなく
紙を動かして切るのが
コツです。
試してみてください!
◇
うちわは夏の間ずっと使えるので
今の時期にぴったりな遊びです!
骨だけのものなら
100均にも売っているので
是非やってみてください◎
ここまでは比較的、
準備が簡単だったのですが
この後、凝り性な私の性格が
存分に発揮されていくので
明日からはちょっと、
準備が大変です…
実際に配った用紙なども
載せていくので
興味のある方は是非
ご覧くださいませ*
☆毎日19時に更新中!